高齢化社会がすすみ、社会の構造が大きく変化している中、雇用の状態も以前とは違った様相を見せてきています。正社員を採用すると人件費が高くつくため、企業側としてはパートやアルバイトの形で従業員を採用する方がずっと得ということになります。この裏には、正社員とパート・アルバイト社員との間に能力的な差がまったくない、という現象が存在しています。
ある信用金庫が行った調査によると、パート・アルバイト社員の仕事に満足をしている、と答えた企業は実に86.4パーセントにものぼります。
全国の正社員の平均年収は、約380万円ですが、主婦のパート・アルバイト社員となると、その平均年収は一気に100万円前後まで落ちてしまいます。仕事の上で能力的な差がないにもかかわらず、収入の点ではパート・アルバイトは大変低く見られている、ということがわかります。
さて、主婦がパートやアルバイトをする際に、注意しなくてはいけないのは収入の限度額です。たとえば夫が一家の経済を担っている場合、所得税の扶養家族になるためには主婦の年収は103万以下でなくてはなりません。また、年収が130万円を超えてしまうと、社会保険の被扶養者にはなれない、という問題点が出てきます。これらの点をよく考えて、最も利益のある範囲に年収を抑える工夫が必要となってくるわけです。年収が103万円、または130万円に近い人は、事前によくシミュレーションをしてみて最もお得な方法を採ることをおすすめします。